映画『キングダム 運命の炎』見ました。
今作は漫画『キングダム』の映画化第3作目です。
筆者は原作は大好きで何度も読み込んでおり、映画も1、2共に鑑賞済みです。
あらすじ・解説
あらすじ・ストーリー
戦災孤児の信は亡き友に似た秦の国王エイ政と、中華統一への道を進んでいた。初陣を成功させた信は、百人を率いる将と昇進し大将軍への道を進む。一方、趙が大軍を率いて侵攻してきたという報せに、馬陽で迎え撃とうとするエイ政は、王騎を総大将に任命する。
解説
紀元前の中国春秋戦国時代を舞台にした、原泰久の人気漫画『キングダム』の映画化第3弾。将軍になる夢を持つ戦災孤児の少年と、中華統一を目指す秦の若き王の過去に焦点を当てた“紫夏編”を描く。監督は佐藤信介。脚本は黒岩勉と原泰久が担当する。主演は山崎賢人。共演は吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、佐藤浩市、大沢たかおら。
引用元:映画ナタリー
音楽と画面の迫力
キングダム(中華)の戦争は基本的に10万単位になるので
画面全体に超巨大な軍勢が広がるということで、テンションが爆上がりです。
戦争シーンは圧力がかなりありました。
そして、劇伴の圧力も。
低音が鳴り響くたび、シアターの底から地響きのように劇場全体が揺れわたってました。
今回は普通の劇場でみましたが、それでも映像、音楽の迫力がすごかったので
IMAXで見てもよかったかもと思うくらいでした。
王騎将軍〜〜!!
今作は、王騎が戦争の大将ということで王騎が全面的に登場。
漫画でもその存在感はものすごく大きかったですが
王騎役の大沢たかおは原作に負けない存在感を放っていたように思います。
大沢たかおの体の作り込みがすごい!というのは
公開前から言われまくっていましたが、実際に見ると、その作り込まれ具合には驚きました。
見た目の衝撃もさることながら、キャラの作り込みもよかったなと。
王騎って独特のねっとりした喋りだったり笑い方だったりで
素人目ながらも、その独特さを表現するのは難しそうだなと思います。普通は。
しかし、その王騎独特の気持ち悪さを、
気持ち悪くなりすぎずに、よく表現されてるなと思いました。
喋り方、笑い方、常に絶えない笑顔、何故か常に腰に手を当てているポージング、そして圧倒的な存在感
近くにいたら絶対気持ち悪いけど、でも無茶苦茶カッコいいというラインが絶妙でした。
吉沢亮の幅広さ
物語の前半は大王嬴政が中華統一を目指すきっかけとなる「紫夏編」が描かれていましたが
3作目を現在とすると、現在の年齢は10代後半、紫夏編は割と幼少期?(年齢は明記なかったはずですが)の設定ですが、10代前半の雰囲気がちゃんと出せていて、吉沢亮の演じられる年齢の幅広さすごいなと。
大河ドラマで渋沢栄一やってたり、東京リベンジャーズで高校生やってたりしたのを観てきたので、やっぱりそう思う次第でした。
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