ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーを見ました。
あらすじ
今作は、任天堂を代表するゲームキャラ「マリオ」の世界を映画に落とし込んだ作品。
現実世界のニューヨークで配管工をしていたマリオとルイージ兄弟がとある出来事で魔法世界に吸い込まれ、離れ離れになったルイージを助けるために、マリオがピーチ姫たちと一緒に冒険する物語。
意思をもったマリオたちが動いてることへの感動
あらすじを読んでもわかるが、ストーリーは王道のすっきりとしたプロット。
ストーリーを楽しむというよりは
普段、ゲームの中でプレイヤーによって動かされているだけのマリオたちが
意思をもって動いてる様子を楽しむのが、この作品の楽しみ方のように思います。
ゲーム性を失わない工夫
作中では、ちょこちょことゲームおなじみの横スクロールを意識した画角になったりと
ゲームをしているような感覚になれる場面があります。
映画製作陣と任天堂関係者に対するインタビュー記事で
本来「自分で操作して、それに反応してキャラクターが動くこと」こそがゲームの醍醐味で
それをどう映像に落とし込むかが課題だった
的な発言を見たのですが
作品を見始めた時に「なるほど」と、うなづけました。
「元々はゲームである」
ということを最後まで貫いてるなと。
劇伴が良かった
マリオで使われていたゲーム音楽を映画風に豪華になってアレンジされていました。
「これ聞いたことある」というフレーズが、ほぼ全てのBGMに使われていて
音楽によって盛り上げられている部分も非常に大きかったように思います。
Apple Musicにアルバムが上がっていたので、繰り返し聞いてます。

スターウォーズが与えたゲーム・映画音楽への影響(音楽好き向け)
この映画を見た影響と、今年に入っていくつかゲームをやってる影響(特にドラクエ11)もあって
最近ゲーム音楽をいくつか聴き漁ってるのですが
オーケストレーション系の音楽って「スターウォーズ」シリーズの影響を大きく受けてるんじゃないか?と思う部分があるわけです。
スターウォーズのサントラアルバム(Apple Music)
https://music.apple.com/jp/album/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BA-%E4%BA%BA%E6%B0%97%E6%9B%B2-best-10/504779139
・派手で
・盛り上がる
・壮大で
・華麗な
オーケストレーション音楽を作ろうと思ったら、
スターウォーズの曲に一旦は繋がってくると思うんです。
そんでもって、スターウォーズのダースベーダーのテーマなんかは
クラシック界の巨匠ホルストの組曲「惑星」の中の「火星」のモチーフから引用してるのは有名な話ですが
ホルスト 組曲「惑星」より 《火星》
こうやって、音楽の系譜って繋がってるとわかるんですね。
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