ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE について語る

映画

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』観ました。

今作は、『ミッションインポッシブル』シリーズの7作目。

あらすじ

IMFエージェントのイーサン・ハントと彼のチームは間違った手に渡る前に全人類を脅かす恐ろしい武器を追跡し、見つけ出すというこれまでで最も危険な任務に挑む。危機に瀕している未来と世界の運命の支配、そしてイーサンの過去の敵が接近するにつれて、世界中でイーサンと仲間たちの戦いが始まる。

参考:Wikipedia

M:i初心者として

筆者は、ミッションインポッシブル(M:i)シリーズは今作が初鑑賞です。
1〜6作目は観たことありませんでした。

今作は、ストーリー自体はかなり複雑ですが
M:i初の私でも、映画の冒頭のやりとりで、それぞれの登場人物の特徴をよく紹介してくれていて
立ち位置や特技がわかりやすかったです。

特に、冒頭アクションとして、空港での攻防戦は
主人公イーサンや仲間達、初出の人物たちの特徴をも
よく表していたと思います。

約3時間の尺でしたが、特に長いとも思わず最後まで楽しめました。

さすがのアクション

さすがはトム=クルーズ。アクションがすばらしかったです。

とにかく全速力で走るトム=クルーズをたくさん見ることができました。
空港の屋根を全速力(笑)、ヴェネチアの華麗な建造物の中を全速力(笑)。
もはや制作側も全速力をネタとして扱ってるのすら感じられます。

ヴェネチアの街全体を使ったカーチェイスは、結構時間をたっぷり取ってやってましたね。
その分、スパイ映画ならではの演出を入れたり、ユーモアとしてのアクションを入れ込んだりと
カーチェイスのアクションに厚みが出ていたように思います。

予告でもよく話題になっていますが、
とある暴走列車に乗り込まないといけないトムが
バイクで山の尾根を全速力で走り、頂上から谷にダイブ・・・

トム=クルーズがスタントを立てないのは知っていましたが
このアクションは1年ほどリハーサルしまくったとのこと。

飛ぶ直前は「マジで飛ぶんだ・・・」と
M:iのイーサンではなく、俳優トム=クルーズとしての緊張感が伝わってきました。
(イーサンの方も飛ぶ前にワーワー言ってましたが笑)

トム=クルーズがすごいのは十二分に伝わってくるのですが

個人的には、女性陣のアクションもよかったと思います。

・狭い路地で戦うイーサンと女性の殺し屋
・イーサンの相棒となっていくグレースのあざやかな泥棒の手口
・二刀流で短剣を持つ悪役ガブリエルに対して、鞘から長剣を静かにスッと取り出すイルサ、からの剣戟

よかったですね。好きです。

静のアクション

今回の敵は「自我をもち暴走するAI」
こいつを倒すためには2つで1セットの鍵をゲットする必要があるという筋書きでした。

全デジタル世界に出没可能なAIが敵なので、イーサンが作戦行動中にデジタルを使う場面では
ことごとくAIに邪魔されてました。

ただ、ゲットしなければいけないものは、リアルに存在する「鍵」なので
アナログな手段を駆使してゲットしていく様がよかった。

だからこそ、グレースの「スリのプロ」という設定が非常に活きていたと思います。
派手なアクションがてんこ盛りの今作ではあるものの
「スリ」という静かで地味な行為も「アクション」として重要な立ち位置に昇華させていたのも
個人的には好きなポイントでした。

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